Episode2では、いよいよお薦めの殺鼠剤の紹介です。
長々読んでいる暇なんてねえ!一秒でもはやくネズミを屠りたいんだ!という、急を要する方のためにお伝えすると、お薦め商品は『アース製薬 デスモアプロ 最後の晩餐 トレータイプ 4セット入り』だ。
少なくともわたしの家では、これでハツカネズミとクマネズミを捕獲できたので自信をもってお薦めします。皆さまのご参考になれば幸いです。それではどうぞ!

リュックの奥からのぞくピンク色
この日は間伐予定の林分にマーカーをつけて回っていました。斜面を歩き回る内に、気づけば正午近くになっていました。お昼ご飯の時間です。山の上で食べるお弁当は気持ちが良いです。林業の仕事をしていてよかったなと思えるコトの一つは、天気がいい日に外で食べるお弁当とその後の昼寝。
その日も、いつも通りリュックの奥から水筒と弁当箱を取り出します。なにかピンク色の粒がみえました。え、いや、まさか…嘘だろ。はい、リュックからデスモア。
ネズミは餌を貯蔵すると書いてあったけど場所違うだろ。ここじゃないだろ。君らの巣とか、寝床にしているところに蓄えなよ。もしかして、ぼくが罠と駆除餌を設置したことを見抜いた上での意趣返しなのか。
そして、半日ネズミ背負ったまま山歩いてた?!と怖くなり、すぐに全ポケット確認します。さすがにネズミはいなかったのは救いでした。2Lくらいの水筒も入れていたので、ねずみ煎餅になってたら嫌だなと。緊迫の1分間。
応急処置として、デスモアが貯まっていたマチ部を中心に除菌ジェルをかけます。さらにウェットティッシュで拭き上げて除染完了です。そうしているうちに、瞬発的に高まった血圧も次第に落ち着きを取り戻していました。
ネズミっていろいろな病原菌とかダニとかウィルス持ちです。それがリュックの中にいたのかと想像するだけで嫌でしたね。その日のうちにリュックを洗濯機にかけました。
もう、絶対に許さない。
今頃、昼寝しているだろうネズミたちへの殺意が心の奥底で黒い結晶となった瞬間でした。ネズミの挑発行為に屈するなどありえない。毅然とした態度で立ち向かわんと決意を新たにし仕事終わりに再びホームセンターへ。
最上位グレードの殺鼠剤・ジフェチアロール
戦力の逐次投入という過ちを繰り返さないためにも、駆除餌はその店で買える最上位グレードのものを購入した。床下・天井裏で死なれて、染みになって欲しくないので業務用と銘打たれた粘着シートも同時購入。
ちなみに駆除餌だが、恐らくどこのホームセンターでもこのアース製薬が販売するデスモアシリーズがメジャー。(なお、近場三軒のホームセンター調べによる。異論は認める。)
後日、ガーデン用品店にて、別のデスパワーなる兵器も陳列されていたが、どちらがより強力かは不明だ。ただ、どちらの殺鼠剤も、”デス”ってつける感じは、「ヤル」気満々で好感が持てます。イイね!!
ここで伝えたいことはただ一つ。
迷ったらデスモアプロを買え!
初日の対策では、ケチって最安のデスモアを買ってしまったわたしを反面教師にして欲しい。最安のデスモアも、名前こそ「強力デスモア」とあるがその実は違う。
強力デスモアは致死量に達するまでに3日~5日も食べさせなければならないという条件付きなのだ。しかも、3日~5日食わせた後、さらに効果が発揮されるまで最大5日要するという遅効性の極みのような製品だ。最短でも約6日、最長で約10日も駆除するまで時間を要する。こんなに待ってられるか!!!いま即時撃退したい。
あと、強力デスモア(ピンクの粒のやつ)をおすすめしない別の理由として、貯めこまれるからというのもある。冒頭でも書いたように、私の場合、一度目は仕事用のリュックサックの中に、二度目はお気に入りの靴の中にぎっしり貯めこまれていた。トレーからピンクの粒がごっそりなくなっているのを見ても決して喜んではいけない。敵がハツカネズミの場合、どこかしらに貯蔵されていることが大いにありうるので、諸兄は十分注意してもらいたい。
だからこそ、繰り返し言いますが、買うならデスモアプロ!


強力デスモア 1日当たり0.8~1.2gの駆除エサを3~5日連続して食べる(2.4g~6.0g)と、
製品Q&A【効果】「デスモア」の薬剤をネズミがどれくらいの量を食べたら…より
その3~5日後に死に至ります。(中略…)
正直、家の中にねずみがいると分かった時点で、多くの人は一日でも早く退治したいと願うはずである。冷静に考えれば、そうなのだが、初日は安さに目がくらんでしまった。だから、どうか、これを見た同志諸氏は同じ過ちを踏まないでもらいたい。
念押しで、もう一度言いますが、
買うならデスモアプロ!

「デスモアプロ 最後の晩餐 トレータイプ」を買って挑んで欲しい!
デスモアプロは、強力デスモアの5倍近く値段の差がある。にも関わらず、わたしが【デスモアプロ 最後の晩餐】を強くお勧めする理由についても説明しよう。下表をご覧いただきたい。

これは、日米の殺鼠剤に使用可能な有効成分を示している表である。なにも実体験のみでデスモアプロを推しているわけではない。ぼくは文系出身だが、裏付けはしっかりと取りたいタイプの文系だ。
わたしの推すデスモアプロ最後の晩餐は、第二世代抗凝血成分ジフェチアロールを使用しているのが最大の特徴だ。ここで少しだけ専門的な話をするとデスモアやデスパワーにはワルファリンとリン化亜鉛の2種類の有効成分を利用している。
① ワルファリン(強力デスモア):第一世代抗凝血成分
② リン化亜鉛(デスパワー):胃の中で強力な神経毒となる
ワルファリンこと抗凝血成分について補足すると。血液凝固阻害剤とも呼ばれ、出血を止めるのに必要なビタミンK1の働きを阻害する成分のことだ。そのため、ワルファリン等を摂取すると、ビタミンK1の働きが止まり、出血を防げなくなり、体のいたるところで出血。その結果、動物は出血による臓器の障害を引き起こす。この働きを殺鼠剤に利用している!
※上の文章を読むとゾンビみたいな血まみれ状態で見つかるのでは!?と 心配したが、実際にはそんなことはなく、ただの死骸となって見つかったので安心して欲しい。
しかも、このワルファリンだが、長年の使用によりドブネズミ・クマネズミの約80%は既に抵抗性をもっているらしい。俗にいうスーパーラットだ。(高耐性ネズミ)。
さて、強調したいのがこのジフェチアロール入りの殺鼠剤は、日本では市販されているがアメリカではプロの業者にのみ使用が許されている有効成分なのである。
厳密には、日米で製品に含む濃度とかが違うのかもしれない。ということは、逆に言えば少量でも猛毒ということ。そんな理由から、わたしは【デスモアプロ 最後の晩餐】を選んだ。そして、いまネズミに苦しめられている諸兄にも自信をもってお薦めしたい。わたしの実績と経験からくる心からのアドバイスだ。
なお、最後の晩餐も遅効性である点は変わらないが、一度でも食べれば効果がでてくるという最終決戦仕様なのが実に良い。たいへん素晴らしい。
なぜ倒す相手を、数日間も餌付けしないといけないのか。甚だ遺憾だったが、そんな不満もデスモアプロが一気に解決してくれる。
最強の布陣

これで三方向どこから餌にアプローチしようとも、必ずいずれかの粘着シートに捕獲されるはず。なお、使い方としては、駆除餌だけでもいいと思います。
ただ、やはり確実に駆除できたのか分からないと不安。天井裏や壁内部で亡くなられても嫌だ。そういう方は、写真のように粘着シートも併用するとGOODだ!
さあ、来い。人類の叡智がネズミの蛮行を決して許さず、凌駕することをその身をもって知るがいい。
捕獲成功(※写真付きなので苦手な人は見ないで!)
その晩こんな見え透いた罠なのに、がっつり二匹捕まります。(下の写真、自主規制すべきか迷いましたが、遠目だしとりあえずそのまま載せます。)
この状態で生きています。

この夢の国の住人のモデルたるネズミが絡まった粘着シートを処分するのも簡単だ。このネズミが付いている面同士を重ねると一つになるので、そのままポイするだけ。簡単でしょ?

なお捨てる際に垂直に立てても、しっかりくっついていました。さすがプロ仕様。難点というか、注意点というか、重ねる時に、「チュウ!」と鳴くので、苦手な人はむずかしいかもしれない。そこだけは留意していただきたい。
クマネズミはどうなったのかというと、粘着シートには捕まらずキッチンシンクの裏の隙間で亡くなっていました。死後硬直で固くなっていたので回収は簡単でした。火ばさみみたいなのでヒョイと回収できます。
こうして我が家のネズミ問題は解決され平和が訪れた。
…かのように見えたが、平穏なナギ節もこの数か月後再侵入されることで打ち砕かれることになる。そして、最終解決(永遠のナギ節)に向けた最後の抵抗が始まる。
